Saturday, June 23, 2007

アンリカルティエブレッソン

7月1日号の雑誌『pen』でアンリ・カルティエ=ブレッソンの特集。

駅のKIOSKでおばちゃんが雑誌『pen』を並べているのを見た瞬間、

反射的に買っていた。

それにしても何で今突然ブレッソンなんだ?と思っていたら

どうやら国立近代美術館でブレッソン展が開催されているらしい

http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html


早速明日行ってみようと思っている



ところで、ブレッソンの写真を観ていて最近特に気になるのが Leica というカメラ。


ニコンのレンズのようなシャープさはないものの、白飛びすることが少なく

やわらかで豊かな階調表現。 

他のカメラでは決して撮れない、独特の写真を作り出す装置


やっぱりLeica は良いカメラなんだよなあ。


クソ高いから買えないんだけど・・・

夜 Tokyo

Posted by Picasa


東京の下町

上野御徒町から浅草まで歩いて帰る

細部は結構和風だが

なんとなくJazzyな雰囲気になっている


割とお気に入りな一枚

Friday, June 22, 2007

Sunday, June 10, 2007

真っ先に

浅草へ引っ越して早々、仲見世をぶらりと歩いていると、浮世絵のお店を発見。 

ん、なかなか面白いなと思って何気なく見ていたら、

”奥に手刷りの絵があるよ”と言われ、見ていると

絵の迫力に引き込まれてしまい・・・。

広重の江戸百景の一つ、 ”大はしあたけの夕立” 買ちゃいました。 

衝動買いです。

写真ではなく、手刷りのちゃんとした版画。判自体は複製なんだろうけど・・・。 

浮世絵は僕の中では骨董品ではなく、POPアート。

だから自分の眼で見て”良い!”って思えれば、

古い新しいにかかわらず、それで良いのである。


が、店主曰く、4,5年も経てば定着してきて良い味が出てくるとのこと。

時間が経てばさらに良くなるらしい。

ん、そうか、それは、楽しみだ。


時間が経てば経つほど味がでるPOP ARTってものなかなかあるものではない。

その意味で浮世絵はやっぱりすごい。


浅草へ引っ越して最初の買い物がこれ。 さっそく浅草ライフを楽しんでいる。



いや、この絵が、本当にいいんだ。はっはっは。



さて、話は変わって、つい一昨日。

マンションの目の前にちょっと変わったバス、小型でレトロな感じのバスが、

通っている。

台東区の循環バスらしい。

たまたま時間があったので、一日乗り放題券(300円)を買い、ふらりとそのバス

に乗ってみた。

浅草から寿を通って、上野駅へ行って、上野の公園を突っ切って

谷中をぐるりを巡り、千駄木の駅で折り返し、浅草に戻るコースだった。

上野駅を過ぎて国立博物館の手前あたりで、

”レオナルド・ダ・ヴィンチ”

の大きな文字の看板が見えた。

興味をそそられ、迷わず下車。国立博物館のチケットを買う。


博物館の中へ入ってみると、平日(たまたま会社が休みだった)にもかかわらず、

長蛇の列が。 

一体、東京の美術館はなぜこんなに混むんだろうか? いつも不思議に思う。

そんなことはさておき、レオナルド・ヴィンチ展

コンセプトは”天才の実像” 

レオナルドの思考過程を多面的に探るという趣旨の企画で、いわゆるまともな

芸術作品は ”受胎告知” くらいで、あとはひたすら複製やCGを使った近年の

レオナルド研究の成果展。

にもかかわらず長蛇の列には参る。

展示はこのコンセプトの通りで、作品はほとんどまったくないものの

(もちろん模型はたくさん展示されている)、

レオナルドを知るという意味ですごく良くまとまっていた。

余談だが、国立博物館の展示は何度か見ているが、すごく好きである。

見終わった後に”ああ、良かった”で終わらず、その後何年も頭の中の記憶として残る

ものがあり、 それが種となって知識や視野が広まる、そんな企画展が多いのだ。 

奥が深い。


今回のレオナルド展では、レオナルドの科学者としての思考錯誤、

エンジニアとしての試行の過程がこれでもかというくらいのボリュームで展示されていて、

とても興味深かった。

自分は大学で物理学を専攻したのだが、高校生の頃に純粋に物理学に対して抱いて

いた思いを、ふと思い出してしまった。

科学者として、エンジニアとしてレオナルドが徹底的にやり遂げた跡を

ここまで見せられると、レオナルドという人物のすごさに驚くばかりだ。 

(それにひきかえ自分は・・・。 挫折して諦めてばかりの自分の不甲斐なさを反省)

そんなことを踏まえて改めてレオナルドの絵を見てみると、

なるほど!そういうことか!と絵の細部まで思いが巡るようになる。

最初に何気なく見ていた絵が、不思議なくらい違って見えるから面白い。

とにかく、なかなか良い展示だった。






国立博物館の外に出ると、上野公園の一角で、

ホームレスらしき人たち300人くらいが整然と並んで座っている。

な、なんだ、この集団は???

異様な光景に一瞬驚いたが、よく見ると彼らの前で、

聖書の話をしている女性が。 どうやら食べ物を無償で配給するようだ。

ホームレスたちは黙って座ってはいるものの、話など聞くそぶりではない

ふと、インドの貧しい人たちに姿が脳裏に浮かぶ。





再び、巡回バスに再び乗り込み、谷中を巡り、アメ横へ。

アメ横はいつでも賑やかだ。 遅い昼食を食べ、帰宅。




さて、うちへ帰って来て、改めて広重の浮世絵を眺めてみる。


すると面白いことに、

広重という浮世絵師の科学者として視点、エンジニアとして側面が

おぼろげながら見えてくるような気がする。

科学と技術の土台があるからこそ、浮世絵が普遍性を持つのだろう。


西欧絵画を知れば知るほど、どうも浮世絵の良さが見えてきたりするようだ。